米、危機克服へ背水 (日経新聞: 2008.12.18)
とうとう米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和に踏み切りました。
ちなみに、量的緩和は金利が0%になる以上に資金を市場に供給することで景気をてこ入れする政策でして、過去に日本が実施したことがあります。
日本以外の国が量的緩和を打ち出すのは初めてです。
ただ、中身を見てみると、日銀が過去に実施した物とは少し異なります。
日銀は国内金融機関が保有する国債を購入することで資金を供給したのですが、この場合、必ずしも資金を手にした金融機関が融資をするなど、市場にお金を流すとは限りません。
一方、FRBはCP(Commercial Paper:資金調達のために企業が発行する短期の約束手形)やMBS(Morgage Backed Security:住宅モーゲージ担保証券)を買い取ることで、お金が必要な人によりダイレクトに資金を供給し、また疑心暗鬼状態に陥っているMBS市場の鎮静化を狙っているように思えます。
日本型量的緩和の評価が未だに分かれる中、米国型の効果はどれくらいあるのでしょうか。気になるところです(今のところ市場はこの動きを歓迎しています)。
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